shoe-horn

円錐の上部を持ち上げると、すぱっと斜めに割れて現れる靴べら。
動物の角(=horn)を削って作っていたことが「shoehorn(=靴べら)」の語源であるが、
一本の木材から削り出すことで、中に仕込まれたネオジウム磁石で固定された
「台座」と「靴べら」の木目は限りなく揃い、まるで一本の角のようになった。
片手で手軽に取り外せるように、台座には重りが内蔵されている。

Client:
361° maruni
Photographer:
Masayuki Hayashi
2009.12