bi-colour washi

鳥取県にある、国内唯一の「立体漉き和紙」を手がける「谷口青谷和紙 」。
和紙を貼り合わせて立体にするのではなく、和紙自体を立体的に漉くことで継ぎ目の無い美しい造形物が
生まれる。この工程と並行して2段階で染色を施す実験を繰り返した結果、シェードの内と外で色が
異なるランプシェードを作ることが可能となった。これにより、色彩豊かな外観に対して内部が
白色のために光に悪影響を与えず、これまでの和紙製の照明器具にはない表現が生まれた。
また、ランプシェードがスタッキングできることで、課題であった配送や在庫コストを抑えることができた。

Client:
Taniguchi Aoya Washi by | n meister
Photographer:
Akihiro Yoshida
2014.09