basket-lamp
平安時代より京料理を支える調理器具としてつくられてきた京金網。その手仕事を継承し、
確実に次世代へと進化させている「金網つじ」とのコラボレーションによって生まれた照明器具。
職人の手によって編まれたランプシェードの美しい編み目模様が天井面に投影されるデザインであるが、
これは網で湯豆腐をすくい上げた際の影を楽しむことが京金網の意匠の起源であった、ということから
着想したものであった。表面はマットな粉体塗装で仕上げられることで、
シルエットがより一層美しく浮かび上がることとなった。