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新しい時計ブランドの開発と、その第一弾商品となる腕時計のデザイン。
時と分を区切る記号が「：」という、ふたつの「てんてん」で表記されることと、カタログや広告に使われる
時計の商品写真を見ると、針が10時10分を指していることが多く、それが最も美しく見える配置と
されていることから、ブランド名を「TEN : TEN」とした。

第一弾となる腕時計は「空の旅」をテーマにしたデザイン。楕円形のベゼルからなだらかな曲面を描きながら
オフセットされたガラス面に到達する形状によって、「飛行機の窓」を表現した。革製のベルトは手軽に着脱が
可能で、付属するストラップに付け替えると、まるでネームタグのようにラゲージに取り付けることができる。
限定販売された全日空バージョンは、文字盤がライトブルーから白にかけてのグラデーションになっており、
より一層飛行機から外の景色を眺めたときのような印象となっている。