cs010
木の表面を金ブラシで削ることで固い木目部分だけが残る「うづくり加工」を用いて、
その上から漆を塗ってからさらに磨くことで、木目が柄となって浮かび上がった。
これは、貝や卵の殻、金箔などを漆と一緒に塗り込み、磨くことで柄を浮かび上がらせる
「研ぎ出し」と呼ばれる若狭塗の特徴的な技法を応用したもので、人の手によって
描かれたものとは違い、自然が生み出したパターンをそのまま生かした表現となった。
木の表面を金ブラシで削ることで固い木目部分だけが残る「うづくり加工」を用いて、
その上から漆を塗ってからさらに磨くことで、木目が柄となって浮かび上がった。
これは、貝や卵の殻、金箔などを漆と一緒に塗り込み、磨くことで柄を浮かび上がらせる
「研ぎ出し」と呼ばれる若狭塗の特徴的な技法を応用したもので、人の手によって
描かれたものとは違い、自然が生み出したパターンをそのまま生かした表現となった。