BE@RBRICK shadow
MedicomToy社のBE@RBRICKは「デジタルなイメージのテディベアを作る」というコンセプトのもと、
テディベア生誕100周年を迎えた2001年に誕生した約7cm大のクマ型ブロックタイプフィギュア。
本体を構成する9つの基本パーツ(頭・腕・手首・胴体・腰・足)以外には何も付け加えず、
「プリントのみで表現する」というルールが特徴であり、様々なブランドやアーティスト、
アニメや映画などとのタイアップが行われてきた。
BE@RBRICKとコラボレーションをするにあたり、これまでの2次元のグラフィックを時には
無理矢理にでも3次元のフィギュアに施してきたことの面白さに着目。これをさらに発展させ、
2次元表現によって「より3次元」に感じられるようになることを考えた。
その結果、真っ白なBE@RBRICKに2階調のグレーをプリントして「陰影」を表し、立体感を強調することに。
まるでスポットライトが下から煽っているライティングの「under」、
背後から逆光しているかのような「behind」、
そして斜め上から照らしているように見える「side」の3タイプを用意。
パッケージはシンプルな黒色にして、スポットライトの軌跡のみをあしらった。
また、コラボレーションを示すロゴは通常の「背中」に配置するのではなく、
BE@RBRICKを座らせた際に見える「足の裏」にプリントした。